■ 光田寺小が５０周年記念式典／田舎館村
田舎館村立光田寺小学校（畑山房子校長・児童数９８人）の創立５０周年記念式典が７日、同小体育館で開かれた。これまでの輝かしい歴史を振り返り、児童たちが今後もその伝統を引き継いでいく決意を新たにした。
畑山校長は「光田寺小学校に学ぶ光っ子のみなさんは、これから勉強や運動に一層励み先輩の残した校風をさらに高め、次の光っ子たちに引き継いでいくことを願う。輝かしい未来に向かってきょうからの本校の新しい歴史をみんなでしっかり築いていきたい」などと式辞。来賓の鈴木孝雄村長と葛西幸男村教育委員長が祝辞を述べた。
５０年を振り返るスライドショーが上映されたあとは、児童たちがお祝いの呼びかけ。６年生児童による「記念のねぷた」も運行された。また、同小校歌の作曲者である笹森建英氏が出席し、この日のためにアレンジしたという「光田寺小校歌・幻想曲」を披露。同氏のピアノ伴奏で出席者全員が校歌を斉唱し、節目の年を祝うとともに今後のさらなる飛躍を期待していた。
同小は昭和３３年９月１日、東光寺小学校と前田屋敷小学校が統合し、かつての村名だった光田寺を校名に村立光田寺小学校として新たにスタート。平成２年３月には現在の校舎が完成し、新築落成記念式典を挙行した。これまで２２２９人が卒業している。
この間、学習面はもちろんだが特筆すべきことは光田寺サッカースポーツ少年団育成会の発足だった。地域の指導者が地域の子どもたちを指導する少年団を組織し地域をひとつにまとめあげた。その後、ミニバスケットボールも加わり、光田寺スポーツ少年団育成会として子どもたちを指導している。
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